消防救助技術大会とは、救助技術の高度化に必要な基礎的要素を錬磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、他市の消防救助隊員が一同に会し、競い、学ぶことを通じて他の模範となる消防救助隊員を育成し、市民の消防に寄せる期待に力強く答えることを目的としています。 豊橋市では、数ある訓練の中から陸上訓練に重点を置き日々訓練に取り組んでいます。その中でも、中消防署では「障害突破」訓練を実施しています。 5人1組(補助者を含む)で4人が緊密な連携の下、一致団結して「乗り越える」「登る」「渡る」「降りる」「濃煙を通過する」という消防救助活動に必要な動作を全て盛り込んだ訓練が、『障害突破』です。他の訓練に比べ、コースが長く実動時間も長いため、集中力を途切らせないようにしなければなりません。体力的にも精神的にも最もハードな訓練です。
まずは4人一斉にスタートします。 高さ約3メートルの高塀を人力だけで乗り越えます。 梯子を駆け上がります。 対面の棟にロープを展張します。 人力で張ったロープに飛び込み対面に渡ります。 その後、ロープを体に沿わせながら降下します。 最後に検索体系をとり、狭い煙道を駆け抜けて訓練終了です。
この訓練の成果を披露する場として、第46回消防救助技術東海地区指導会が7月26日(水曜日)に三重県消防学校で行われます。 そこで勝ち残った消防本部が、8月23日(水曜日)に宮城県総合運動公園グランディ21で行われる「第46回全国消防救助大会」に出場することになります。隊員たちはこの大会に向け、日々厳しい訓練を実施しています。
全国大会目指して頑張ってます!! 応援よろしくお願いします。
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