施設の基本方針
基本的な考え方
今、まちなかに、子どもを中心としてあらゆる市民が出会い、交流し、活動する施設が生まれようとしています。子どもたちはこの施設で多くのことを身につけ、大人は子どもの成長を見守りゆったりとした時を過ごします。
そして、ここでの活動が実際のまちに広がり、さらにはこの施設がまちの風景のひとつとなって、まちなかににぎわいや楽しさを発信する施設となることを目指します。
子どもを中心に多世代の人々がかかわる文化交流施設としての想い
ふれあい・交流
人と人との出会い、そしてふれあい・交流を通じて、この施設の文化や独自性が生み出され成長していくのです。世代の違う人々との交流により多様な価値観を得て、他人や自分を尊重することができるよう、様々な活動を展開していきます。
様々な体験活動を可能にする
自分体験
ふれあい・交流を基本に、4つの機能【子育て機能、体験・発見機能、集い機能、発表・表現機能】を展開し、施設全体でひと、まち、みらいの創造空間を実現するため、自分体験を各機能の中心となるテーマとします。
自分体験とは
人との交流や新たな仲間との出会いを通して、子どもたちを中心に自分のやりたいことができ、夢の追求ができ、 自らの創造力を伸ばすことができる体験です。また、自分の持つ知恵や技術などを子どもたちやそこに集う人々に伝えたり、引き継いだり、提供したりすること で、充実感や達成感を得ることも自分体験の持つ大切な一面です。
施設を核としたまちなか回遊
施設を整備することで人々の周辺への回遊性が高まり、まちなかのにぎわいへとつながっていくものと考えます。
豊橋駅から広小路通り、ときわ通りなどを中心に、商店街との連携などにより、施設とまちが一体となった楽しさの創出を行います。また、周辺の駐車場から施設までの歩行者動線にも十分配慮していきます。
市民参画による施設運営
施設を魅力あるものとし、市民に親しまれ、市民が参画する施設とするためには、施設運営や事業展開において市民グループ、学校、企業などと連携していくことが必要です。
施設の運営や事業の内容が、子どもや市民にとって望ましいものであるかどうかなどを市民や専門家の視点で評価し、さらによい施設とするにはどうしていけばよいかという方向性を検討する評価組織を設置することも考えていきます。
運営計画調査概要 (PDF/1,244kb)
施設の段階的整備
計画敷地(敷地面積 約1.5ha、松葉町三丁目1番地ほか)の一部には、母子保健センターが設置されていますが、この施設は将来的に保健所・保健センター(仮称)への移転が 予定されています。このため、施設づくりに際してはこの移転計画との整合を図り、段階的に整備していきます。
第1次整備では「発表・表現機能」を除く3つの機能を整備します。
|次のページへ|
,