研究の概要
地域コミュニティレベルで南海トラフ巨大地震に備えるには、(1)自分たちの街のどこで、どの程度建物倒壊や延焼の危険性があるのか、(2)災害後の自治会としての対応能力(地域防災力)はどの程度で、またどういう点が強みでどういう点が弱みなのか、これらを客観的に理解・認識することが重要である。
このような事前防災の活性化に役立つツールとして、豊橋技術科学大学都市地域計画研究室では、「市街地防災性能評価ツール」及び「地域防災力評価ツール」を開発してきた。実証実験を通して、開発してきたツールの有用性は示されてきたが、地域社会への実装には至っていない。
そこで、本研究では、災害時に大きな被害が想定される木造密集市街地をモデル地区とし、「市街地防災性能評価ツール」及び「地域防災力評価ツール」の事前防災取組への実装化を目指す。
研究代表者
豊橋技術科学大学 理事・副学長 大貝 彰
研究成果物
報告書(概要版) PDFファイル/616KB
報告書 PDFファイル/4,166KB
地区防災性能評価ツールと地域防災力評価ツールの利用マニュアル(手引書) PDFファイル/7,152KB
地区防災性能評価ツールと地域防災力評価ツールの利用マニュアル PDFファイル/9,190KB