オオキンケイギクは、外来生物法(※)により「特定外来生物」として指定され、現在、飼養・栽培・保管・運搬・譲渡・輸入などが原則的に禁止されています。
※外来生物法についての詳細は、
こちらをご覧ください⇒『日本の外来種対策』(環境省ホームページへリンク)
オオキンケイギクとは
北米原産のキク科の多年生草本で、成長すると高さ30~70cm程度になります。明治時代に鑑賞目的で輸入され、現在は河川敷、道路脇、線路脇、海岸など、全国の多くの場所に生息しています。
豊橋市内では、一部の道路脇などで確認されています。
オオキンケイギク
生態系に関わる被害
強靱な性質のため全国的に野生化し、河川敷や道路にしばしば大群落をつくっており、在来植物の衰退の要因となるなど、生態系への影響が懸念されています。
駆除方法
根本から引き抜いて、飛ばされないように工夫した上で、土を払って2~3日ほど天日にさらして枯死させた後、持ち出しやすい長さに切って燃やすごみとして持ち出ししてください。
備考
オオキンケイギクは河川の土手等に黄色い花を一斉に開花するため、一部の地域住民に親しまれていることもありますが、特定外来生物に指定されており、外来生物法の許可なく生きたまま運搬したり栽培することはできません。増えすぎを防ぐためには、梅雨時に刈り払いを行い、天日にさらして枯死させ、結実を防ぐことが必要となります。
生態系の保全のためにも、外来生物の駆除にご協力ください。
参考:啓発用チラシ(環境省中部地方環境事務所作成)
・表面(PDF/1.7MB)
・裏面(PDF/0.8MB)