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とよはしネイチャースポット保全マニュアル-境川河口(さかいがわかこう)
とよはしネイチャースポット保全マニュアル-境川河口(さかいがわかこう)

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◆スポットの概要

  • 境川は、大清水町付近を源流とし、老津町、大崎町で三河湾に注ぐ小河川です。
  • 河口付近の小さな干潟には、ヨシ原が形成され、塩性湿地(潮の干満の影響を受けて、常に湿潤な状態となっている砂地や泥地)に固有の植物が生育しています。
境川 河口

境川 河口

◆観察のポイント

 河口付近の干潟で、塩性湿地の植物とサギ類やシギ・チドリ類を見ることができます。

植物

塩性湿地の植物

河口部の干潟では、シバナの群落など塩性湿地の植物を見ることができます。塩性湿地とは、内湾の潮の干満の影響を受けて、常に湿潤な状態となっている砂地や泥地のことです。

シバナの画像

シバナ

動物

干潟の生き物

干潟には、ヤマトオサガニやゴカイの仲間が、ヨシ原の周辺では巻貝のフトヘナタリ、アシハラガ二などが生息しています。(境川河口の干潟に出てこれらを観察するのは困難です。)

水辺の鳥類

ダイサギ、アオサギなどのサギ類が周辺で繁殖しており、春と秋には、メダイチドリ、キアシシギ、アオアシシギなどのシギ・チドリ類を見ることができます。

地形・地質

干潟

干潟は、潮が引いた時に現れる海岸付近の砂泥地のことをいいます。ゴカイやカニ類、貝類や魚類の宝庫であり、水質を浄化する役割も果たしています。

◆スポット保全のためのポイント

  • 沿岸部や河口は、漂着ゴミが溜まり汚れやすいので、水質保全と環境美化に努めましょう。
  • シバナなどの塩性湿地の植物群落は、貴重なので踏み荒らしたりすることのないよう保全に努めましょう。
  • 現地の生態系の保全のため、外部から動植物を持ち込まないようにしましょう。→ 「外来生物について」はこちら

◆アクセス

豊橋鉄道渥美線 老津駅下車 徒歩30分。
または豊橋駅東口1番乗り場から 豊鉄バス中浜大崎線(09系統)、小浜大崎線(11系統)大崎バス停下車 徒歩20分。
[地図]

◆周遊ルート

特に決まった周遊ルートはありません。堤防沿いに歩いて干潟を観察することができます。

◆お問合わせ先

■このページ全般については・・・

豊橋市役所 環境部 環境保全課

電話番号  ( 0532 ) 51 -2385

電子メールアドレス/ kankyohozen@city.toyohashi.lg.jp

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