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◆スポットの概要
- 高師緑地は、旧陸軍の高師原演習場を公園として整備した場所で、クロマツ群落の中の芝生広場、野球場や馬場などがあり、市民に親しまれています。
- 市街地の中にあり、樹齢150年を超えるクロマツの大木が多くある緑豊かな公園です。
高師緑地
◆観察のポイント
平坦で広い公園内にクロマツの大木が群生しています。
植物
クロマツ
樹齢150年を越えるクロマツの大木が、群生しています。その中には、太平洋戦争中の物資不足の時に、松根油を採った傷が幹につけられているものもあります。クロマツの名は木の幹の色が黒いことに由来します。クロマツは海岸近くに多く見られ、幹の色が赤いアカマツは内陸部に見られます。高師緑地のクロマツには、宿り木の一種であるマツグミがついたものが何本か見られます。
幹が傷ついたクロマツ
◆スポット保全のためのポイント
- 多くの市民が利用するので、環境美化に努めましょう。
- 市街地にあるまとまった緑地として貴重なので、樹林の保全に努めましょう。
- 現地の生態系の保全のため、外部から動植物を持ち込まないようにしましょう。→ 「外来生物について」はこちら
◆法令などの規制
法令名 |
内容 |
豊橋市都市公園条例 |
都市公園として、木竹の伐採や植物の採取、土地の形質の変更、鳥獣類を捕獲し又は殺傷すること、張り紙や張り札をしたり広告を表示すること、指定された場所以外への車両の乗り入れ等は、原則として禁止されています。また、物品販売や興行などには許可が必要です。 |
◆アクセス
豊橋鉄道渥美線高師駅より徒歩3分。
[地図]