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- 天伯湿地は、標高約76m、面積約0.14haで天伯原と呼ばれる台地にある小さな湿地です。
- 天伯山神社の湧水を水源とし、葦毛湿原に似た植生を見ることができます。
- 周囲は畑が広がる台地です。
- 天伯原は元々が荒地で、ところどころに小湿地がたくさんありましたが、戦後の開拓により住宅や田畑が増え、今では天伯湿地を残すのみです。
天伯湿地
◆観察のポイント
天伯原の面影を残す湿地です。
植物
湿地の植物
葦毛湿原と共通する植生があります。モウセンゴケ(7月)、サギソウ(8月)、シラタマホシクサ(9月)を見ることができます。
シラタマホシクサ
動物
ハッチョウトンボ
5月~9月ごろ湿原内で、体長約2cmの日本最小のトンボであるハッチョウトンボを見ることができます。
◆スポット保全のためのポイント
- 天伯湿地は、天伯山神社、地元の有志などの方々により大切に保護されているので、水質保全と環境美化に努めましょう。
- 湿地の生態系の保全のため、植物や動物を採取したり、外部から動植物を持ち込まないように(植え込まないように)しましょう。→ 「外来生物について」はこちら
◆アクセス
豊橋駅東口2番乗り場から豊鉄バス豊橋技科大線(34~37系統)天伯バス停または技科大前バス停下車 徒歩10分。天伯山神社の東側。
[地図]