豊橋市の農業の概要
豊橋市は全国的に見ても農業が盛んな地域で、市町村ごとの農業産出額(農業粗生産額)では昭和42年から平成16年の統計まで全国第1位となっており、全国の市町村合併が進んだ現在でも全国トップクラスの産地となっています。
農業が盛んな理由
- 地形がおおむね平坦で気候が緩やかなこと。
- 中京、京浜、京阪神といった大消費地が比較的近くにあり、農畜産物を供給しやすいこと。
- 豊川用水の完成(昭和43年)により豊富な水が安定的に供給されるようになったこと。
- この地域の人々が、上の条件を上手に生かし、田畑の開拓や整備、生産力を高めるための工夫、新しい品種への挑戦など、様々な努力を続けてきたこと。
どのような作物がつくられているの?
主に生産されているのは、大葉(青じそ)、豚、トマト、生乳(牛からしぼっただけの乳)、米、うずらなどですが、他にも様々な作物が生産されており、市内の各地域ごとに特徴があります。
南部
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畑が多く、キャベツ、はくさい、トマトなど、露地や施設の野菜の栽培、牛、豚、鶏などの畜産が盛んに行われています。 |
西部
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田が多く、米づくりを中心に露地や施設の園芸が行われています。 |
北部・東部
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柿、なし、ぶどうなどの果樹栽培と米づくりが行われています。 |
詳しくは統計書をご覧ください。
統計用語などの説明
農業産出額
(農業粗生産額)
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農業生産額から農業へ再び投入される種子、飼料などの中間生産物部分を控除したもの。平成12年まで使用していた農業粗生産額が平成13年より農業産出額に名称変更された。 |
露地
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屋根などおおいのない地面(畑) |
施設
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ガラス温室やビニールハウスなどのこと |
園芸
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果物、野菜、観賞用植物などを栽培すること |
農家
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経営耕地面積10a以上の農業を営む世帯または調査期日前1年間における農産物販売額が15万円以上あった世帯 |
販売農家
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経営耕地面積が30a以上または農産物販売額が50万円以上の農家 |
自給的農家
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経営耕地面積が30a未満かつ農産物販売価格が50万円未満の農家 |
専業農家
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世帯員のうちに兼業従事者が1人もいない農家 |
兼業農家
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世帯員のうちに兼業従事者が1人以上いる農家 |
第1種兼業農家
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兼業農家のうち農業所得を主とする農家 |
第2種兼業農家
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兼業農家のうち農業所得を従とする農家 |
農業就業人口
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15歳以上の世帯員(平成2年以前は16歳以上の世帯員)で、自営農業だけに従事した者と、自営農業とその他の仕事の両方に従事した者のうち、農業が主である者の合計。 |
経営耕地
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土地台帳上の地目や面積に関係なく農家が経営している耕地で、他から借りて耕作している耕地を加えたもの。なお、休閑地は含めるが、貸付耕地、耕作放棄地は除く。 |
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