豊橋市(河川課)が管理している農業用ため池では、ため池管理敷地内への立入りと魚釣りを禁止しています。 |
ため池とは?
農作物を育てるのに欠かすことができない水を雨が少ない時期に供給できるように貯めている池のことです。山にあるダムの小型版です。
豊橋のため池
現在、河川課が管理しているため池は111池あります。その他に個人が所有しているため池もあります。
ため池は農業にだけ使われているの?
農業だけではありません。ため池の役割には次のものがあります。
洪水調節
大雨が降ったときに雨水を一時的にため池に貯めて徐々に川に流すことで、河川の氾濫や住居等に被害が起きないようにしています。
防火用水
火災や地震が発生したとき、消火用水や生活雑用水として利用できます。
洪水調節、防火用水として使われているため池 (嵩山池)
憩の場施設
ため池周辺の住民が安らぎ潤える空間として憩いの場を提供しています。
憩の場 (七股池)
外来魚の駆除
生物多様性の保全として、ため池内の在来生物の生態系を守るため、外来魚(ブラックバス、ブルーギル等)の駆除を地域住民と連携して実施しています。
外来魚駆除作業(市民協働)
駆除したブラックバス
ため池内への立入り・魚つりは禁止しています
ため池は大変危険ですので、水辺に近づかないようにしましょう。また、池の中には絶対に入らないでください。
魚釣り禁止看板