安全な食肉を供給するため、獣医師である「と畜検査員」が、1頭毎に病気の有無を調べる検査を実施しています。
生体検査
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搬入されたすべての獣畜は、生体検査を受けます。
歩様、呼吸、体温などの異常や伝染病などの病気がないか調べます。
内臓検査
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全頭の内臓を、ステンレスの清潔なベルトコンベアーの上で順番に検査します。
心臓、肝臓、胃腸などの各臓器ごとに異常がないか調べます。検査結果は1頭毎にタッチパネルでパソコンに入力します。検査データから病気の発生率などを集計して、生産農家にフィードバックし、よりよい豚の生産に役立てられています。
枝肉検査
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頭や尾、四肢端、皮や内臓を取り除き中心線に沿って背骨のところから2分割したたものを枝肉といいます。
筋肉の炎症、骨折などを調べます。
すべての検査に合格したものに限り、合格の印を押します。