水道スマートメーターへの取り組み
(水道事業におけるIoT活用推進モデル事業)
水道スマートメーターとは
みなさんがご使用になった水道の使用量を人によるメーター検針ではなく、自動に無線や有線で送ることで、現地に行かなくても水道使用量データを自動に検針できるものです。
図:水道スマートメーターの全景
水道事業におけるIoT活用推進モデル事業について
この事業は国庫補助である「水道事業におけるIoT活用推進モデル事業」の補助採択を受けています。
「水道事業におけるIoT活用推進モデル事業」とはIoT技術を活用した事業の効率化や、付加価値の高い水道サービスの実現を図る事業であることを満たした事業に対して国が導入にかかる事業費の3分の1を補助するものです。本市はこの補助事業の採択を受けています。
・IoTとは・・・「パソコン以外のものがインターネットに接続され情報をやり取りするもの」
・水道事業におけるIoT活用推進モデル事業とは・・・「IoTの活用により事業の効率化や質の高い水道サービスの実現を図るモデルとなる事業」
事業の詳細な内容は次のとおりです。
モデル事業期間 令和元年から令和7年
(1)曙町地内「ミラまち」におけるIoT活用推進モデル事業 資料1.pdf( 1525KB )
(2)「小規模配水区・公共施設」におけるIoT活用推進モデル事業 資料2.pdf( 1173KB )
参考:厚生労働省HP(外部リンク)
図:豊橋市での自動検針の仕組み
これまでの取り組み
- 令和元年6月24日 基本合意書締結
豊橋市曙町「コモンステージミラまち」において、電力ネットワークを利用した水道・電気・ガスの共同自動検針を行うにあたり、豊橋市、中部電力株式会社、中部ガス株式会社(現サーラエナジー株式会社)、第一環境株式会社(検針業務請負業者)が共同自動検針に関する基本合意書を締結し、市役所庁舎にて共同記者会見を行いました。
- 令和元年9月 ミラまちに水道スマートメーター設置
10月からの自動検針に向けて、水道スマートメーターを設置して適正なデータが送受信できているかどうか確認をしました。
- 令和元年10月 自動検針開始
10月から水道スマートメーターの自動検針を開始しました。
- 令和2年8月14日 令和2年度水道イノベーション賞(特別賞)を受賞
日本水道協会より、既存の電力スマートメーター通信網を利用した水道・電気・ガス3者の共同自動検針が、IoTを活用し業務効率化を図った先進的な取組として評価され、令和2年度水道イノベーション賞(特別賞)を受賞しました。