特殊詐欺について
特殊詐欺は大きく以下の4つに分類されます!
オレオレ詐欺
息子や孫などを装い、電話でお年寄りに泣きついたり、脅したりして現金を振り込ませて騙し取ること
還付金等詐欺
市役所や税務署、年金事務所等をかたり、税金や年金の還付などに必要な手続きを装って被害者にATM(現金自動預け払い機)を操作させ、現金を騙し取ること
架空請求詐欺
インターネットなどの有料サイトの利用料や情報料、借金などの請求をでっち上げ、現金を振り込ませて騙しとること
融資保証金詐欺
実際に融資しないのに、融資する旨の文書などを送付するなどして、融資を申し込んできた者に対し、保証金などを名目に現金を振り込ませて騙し取ること
特殊詐欺被害防止4ポイント
1.本人確認が第一
息子や孫を名乗った電話などはその場で安易に認識してしまうのではなく、一度、電話を切って自分から息子や孫の携帯電話にかけるなど本人確認をすることが第一です。
2.不審に思ったら警察や市役所に相談する
怪しいとか、何かおかしいとか不審に思うことがあれば、すぐに警察や市役所に相談する。
3.税金や保険料などの還付金については、市役所や税務署、年金事務所などに確認する
掛かってくる電話のみに安易に反応するだけでなく、自ら掛け直すなどの対応が重要。
4.公的機関が還付金を返還する際に、ATMを操作させることはありません
税務署や市役所あるいは年金事務所などで、還付金や返戻金を手続きする場合に決してATM(現金自動預け払い機)を操作させることはありませんので十分に注意をすること。
特殊詐欺の被害の特徴と対策
- オレオレ詐欺や還付金等詐欺などで騙された人の8割以上が60歳以上、よって60歳以上の人が狙われているといっても決して過言ではありません。
- 特殊詐欺を知っていても騙されることもあります。「自分だけはだまされない」、「自分は関係ない」という思い込みを持つことが非常に危険です。
- 常に最新の犯罪被害状況を入手するなど、傾向と対策を考えることが大切です。
最新の特殊詐欺手口
- 「警察官を名乗った」男の指示でATM(現金自動預け払い機)を操作し、特殊詐欺に遭ったという事例があります。警察官がATM(現金自動預け払い機)を操作させることは、絶対にありませんので十分注意してください。
- 最近ではATM(現金自動預け払い機)を操作させる特殊詐欺について金融機関窓口などで、注意喚起がされているため、ウラをかくように「別の者が、お金を取りに伺うので何十万円用意しておいて欲しい」など新たな手交型の手口も発生しています。
- 特殊詐欺被害防止のためと偽り、警察官を語った男が、キャッシュカードと暗証番号を騙し取り、現金を引き出す新手の手口も発生しています。警察官がキャッシュカードの預かりと暗証番号を聞き出すことはありませんので注意が必要です。
特殊詐欺に遭わないように日常いつも心がけること
すぐに振り込まない!
ひとりで振り込まない!
誰かに相談する!