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薬物乱用について
薬物乱用について

薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」謎解きスタンプラリー  

薬物乱用防止啓発活動のためのイベントとして、謎解きスタンプラリーを開催します。この機会に薬物乱用の危険性・有害性についての正しい知識を身につけ、薬物乱用がなぜ「ダメ」なのかを学んでみませんか。

とき:令和6年7月16日(火曜日)~令和6年7月26日(金曜日) 午前9時~午後4時(土日除く)
ところ:豊橋市保健所・保健センター2階(保健医療企画課窓口)
対象:どなたでも
定員:各日25人(先着順)
参加料:無料
申し込み:不要
薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」Tシャツまたは法被(はっぴ)を着た職員にお声かけください!!

 

 

薬物乱用防止について~明るい地域社会を目指して~

「麻薬」「覚せい剤」「ヘロイン」「コカイン」「マジックマッシュルーム」「シンナー」「大麻」「LSD」
これらはいずれも「乱用者の精神(神経)と身体に悪影響を及ぼす」こと そして「依存性が強い」という特徴を持っています。気分が高揚したり多幸感を感じるなどの作用があるため、製品の本来の目的(医療等)以外で乱用されています。これらを乱用することによる影響は、乱用者本人の精神や身体の破壊にとどまらず、犯罪の増加等といった周囲の人や社会にまで広がるため、法律等によりその正しい目的以外での使用や所持が禁止されています。

覚せい剤

覚せい剤サンプル

大麻

大麻サンプル

LSD

LSDサンプル

ヘロイン

ヘロインサンプル

向精神薬

向精神薬サンプル

 

薬物の精神・身体への影響

薬物には「脳(神経)」を刺激して興奮状態にしたり、反対に「脳」の働きを抑制することで感情を高ぶらせるなどの作用があります。しかし、「脳」は非常に弱い器官で、薬物の影響で破壊されてしまいます。身体機能を調節するだけでなく、「思考」や「感情」の中心となっている「脳」が破壊されてしまうと、「いらいらする」「無気力になる」「暴力的になる」などの性格の変化が起こり、自分や周りの人を傷つけてしまうことがあります。症状が進むと「幻覚・幻聴」や「被害妄想」といった精神症状が現れ、場合によっては「自殺・殺人・傷害・放火」等の事件・事故を起こすこともあります。

薬物の脳への影響

一度壊れてしまった脳(神経)は二度と元には戻りません。たとえ薬物乱用をやめて、普通の生活を送っていても、一生薬物の後遺症に苦しめられることになってしまいます。

フラッシュバック
 薬物の乱用で、「幻覚・被害妄想」などの精神病の症状が生じると、薬物乱用をやめ、治療によって一旦症状が改善しても、日常生活の小さな疲労・ストレスなどにより症状が再発することがあります。再び治療を行うことで症状は改善しますが、再発を繰り返しているうちに治療を行っても症状が改善しなくなることもあります。

薬物のフラッシュバック

身体にも影響があります。特に成長期の体には強く影響し、骨や筋肉の発育を阻害し、体が自由に動けなくなったり、内臓が正しく機能しなくなったりします。場合によっては、呼吸が止まったりして死に至ることもあります。

薬物の身体への影響


薬物の依存性

依存とは、薬物をくり返し乱用し続けているうちに、自分の意思でやめられなくなることです。薬物による「気分の高揚」は一時的なもので、効果がなくなると強い不安や脱力感、イライラを覚えます(禁断症状)。このような状況から抜け出すために、また、薬物を使用するという悪循環をくり返し、こころも体も「薬物なしでは生活できない状態」になってしまいます。

最初は少量の薬物で満足できていても、くり返し使用していると体が薬物に慣れてしまい(耐性)、より大量の薬物を必要とする体になってしまいます。満足できるだけの薬物を手に入れるため、たくさんのお金が必要になり、犯罪に手を染めてしまう人も多くいます。

薬物乱用のきっかけ

薬物乱用のきっかけの画像
麻薬や覚せい剤だと知らずに、「気分がすっきりするよ」とか「勉強に集中できるよ」と言われて乱用してしまった人もいます。麻薬や覚せい剤だと知っていても、「自分なら薬物に依存してしまうことはない」とか「一回だけなら大丈夫」という軽い気持ちで乱用してしまった人もいます。「友達に誘われて断れなかった」とか「仲間はずれになるのが怖い」という理由で乱用してしまった人もいます。

薬物を使用してしまう人の多くは、受験や友達関係などのストレス、将来への不安などを抱えています。これらの問題を根本的に解決するのではなく、薬に頼り一時的に逃避する道を選んでしまったのです。ストレスや不安は誰もが一度は抱える「こころの問題」です。薬物を使用すれば一時的な快楽は得られるかもしれませんが、決して「こころの問題」を解決することはできません。

薬物の危険性を正しく理解し、自分自身を大切にし、周りの人とのコミュニケーションを大切にすることで、安易に薬物などに頼らない強い「こころ」を育ててください。
 

危険ドラッグを知ってますか?

「簡単にやせられる」「勉強に集中できる」「憂うつが吹っ飛ぶ」などの触れ込みで「合法ドラッグ」又は「脱法ドラッグ」と称する物品がインターネット等で販売されているのを見たことはありませんか?

これらの物品は麻薬や覚せい剤に似た成分を含んでおり、その精神・身体への影響は麻薬・覚せい剤等と同等又はそれ以上の場合も多くあります。もともと、人体に作用を及ぼすことを目的として販売できるものは「医薬品」のみで、医療機関や薬局等以外では手に入れることはできません。「医薬品」以外で、人体への作用をうたっているものは安全性が確認されておらず、摂取することは非常に危険です

また、人体への直接的な害以外にも、危険ドラッグの使用が麻薬や覚せい剤を乱用してしまうきっかけになってしまうという危険もあります。

『合法(脱法)ドラッグだから覚せい剤より安全そう』 とか『法律に違反してるわけじゃないし・・』、あるいは『かっこいい』といった誤った認識から若い人の間での乱用がひろがっています。自分を大切にして、自分のこころや体に悪い影響があるものは使用しないという意識を持つことが重要です。

脱法ドラッグの間違ったイメージ

薬物乱用防止等について詳しくお知りになりたい方は(関連サイト)


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〒441-8539 豊橋市中野町字中原100番地
豊橋市保健所 保健医療企画課 
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