背景
近年、地域における人口減少や社会的ニーズの変化等に伴い、空家となる住宅等が増加しています。この様な空家等の中には、適切な管理が行われず放置された結果として、周辺の生活環境に悪影響を及ぼしているものが見られます。
平成27年2月26日には「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され、あわせて「空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針」が国から示されました。
豊橋市空家等対策計画は、こうした空家等を取り巻く状況や国の指針等に即し、本市における空家等対策を推進するための計画として策定したものです。
計画の概要
空家等は今後も増加傾向にあると推測されます。こうした空家等が抱える問題に対し、本市における「市民の生活環境の保全」と「地域活力の維持・向上」を目的とした空家等対策を総合的かつ計画的に推進します。
周辺の生活環境に悪影響を及ぼす空家等の減少を図るため「空家等の適切な管理を促進」するとともに、空家バンク等により「空家等の利活用の促進」を図ります。また、空家等対策の重要性についての啓発や相談体制の充実など、市や関係団体・事業者等が協働して取組み「空家等の発生予防・抑制」を目指します。
本計画に基づく空家等対策の計画期間は、平成29年4月から平成39年3月までの10年間とし、目標指標として設定した住宅・土地統計調査の結果や施策の進捗状況等により、中間年次及び最終年次に取組み効果を検証します。
○意見募集結果
平成29年1月19日から平成29年2月17日に意見募集を行ったパブリックコメント手続きについて、提出された意見はありませんでした。