川や海は危ないので、必ずおうちの人や、学校の先生と一緒に調査・確認しよう
夏休みの自由研究や野外活動で調査してみよう!!
参考資料
みんなで学び考えよう 豊橋の輝く未来と水環境(PDF 2830KB)
調査の前に調べること川や海は危ないので、必ずおうちの人や、学校の先生と一緒に確認しよう
■調査する場所について
・深いところ、流れの速いところなど、危ない場所がないかの確認
■天候など
・雨天により川が増水しているかなどの確認
準備するもの
■身につけるもの
帽子、タオル、軍手、汚れてもいい服、すべりにくいくつ
■道具
調査票、バケツ、タモ網、生き物を入れるトレイ、透視度(とうしど)計など
※豊橋市環境保全課にて貸出できる道具もありますので、お気軽に下記お問合わせ先までご相談ください。
透視度(とうしど)計を作ってみよう
【作業時間の目安】20分程度
準備する
もの
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・500mlのペットボトル 3本
(同じ飲み物のボトルがよい)
※長い透視度計を作りたい場合は、多めに準備してください。
・ヨーグルトや牛乳パックなど 1切れ
(500円程度の大きさ)
・ビニールテープ 適量
(セロテープなど透明なもの)
・カッター、はさみ
・メジャー又は定規
・油性マジック
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1
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ペットボトル1本の底の部分を切り取り、その他の2本は上下とも切ってください。
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2
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3本を重ねて、ビニールテープでしっかり止てください。
このとき、水がもれないように、しっかりとはるのがポイントです。
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3
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ペットボトルのキャップの部分から1cmごとに、目盛りをつけてください。
※目盛りを書くのが難しいという方は、こちらで目盛りをダウンロードできますので、貼り付けて使ってください。
こちら⇒ 透視度計の目盛り( 6KB )
目盛りは、A4サイズで印刷すると実際の長さになります。
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4
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ヨーグルトの容器の底などの平らな部分を切り、1mm幅の十字の二重線を細いマジックで書き、キャップにはめ込めば出来上がりです。
※水に強い接着剤や、ビニールテープを輪にしたものを使って、しっかりと貼り付けてください。
※キャップが白色の場合は、直接キャップの内側にマジックで書きこんでもよいです。
※作るのが難しいという方は、こちらからダウンロードできます。
こちら⇒ 透視度計 十字の二重線( 6KB )
A4サイズで印刷すると、ペットボトルのキャップにそのまま、はめ込むことのできる大きさになります。 |
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5
(完成)
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キャップをはめ込んだら、完成です。 |
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透視度(とうしど)の測り方
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ここでは、参考のため色がついた水を使用しています。
測りたい水を透視度計、いっぱいに入れ、上からのぞきます。
その時に下の十字の二重線が見えない場合(画像1)は、ペットボトルのキャップをゆるめ、ゆっくりと水を抜いていきます(画像2)。
十字の二重線が見えたところ(画像3)で、キャップを閉めます。
その時の横の目盛り(画像4)が透視度になります。
【画像4の場合】の透視度
透視度:6.5cm
水の色:濃い茶褐色(こいちゃかっしょく)
【透視度計いっぱいに水を入れた時に、下の十字の二重線が見えた時】
透視度:50cm以上
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画像1
画像2
画像3
画像4
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見え方
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【参考】
画像5(水道水)
水道水を入れた場合の見え方です。
水の色:無色(むしょく)です。(色がない)
透視度:50cm以上
画像6(川の水)
川の水を入れた場合の見え方です。
水の色:薄い茶色(うすいちゃいろ)です。
透視度:50cm以上 |
画像5(水道水)
画像6(川の水)
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どうやって調べるの?
■調べたことを記録しよう
川や海のまわりを観察・調査しながら、調査票に記入をしよう。
わからないことは、あとで調べたり、おうちの人や学校の先生に聞いてみよう。
調査票( 185KB )
■水のきれいさ
・目で感じる調査(目で見て感じたことを書いてみよう)
水の色(透視度計に水を入れて、水が何色か見てみよう。また色の濃さも、「濃い、薄い、中間」で表わしてみよう)
水のにごり(すごくにごっている、中間、にごっていないなど)
水のようす(きれい、泡がある、ういているものがあるなど)
・鼻で感じる調査(水のにおいをかいで、感じたことを書いてみよう)
水のにおい(ものにおい、土のにおい、生臭いにおい、においがしないなど)
・COD【化学的酸素要求量(かがくてきさんそようきゅうりょう)】の調査
※数字が小さいほど汚れの原因となるものが少なく、数字が大きいほど汚れの原因となるものが多い
■生き物などのようす
・生き物をつかまえて、観察する調査
魚や虫などのようす
※川の生き物をしらべよう(水生生物による水質判定)環境省水・大気環境局、国土交通省水管理・国土保全局 編(11MB)
(国土交通省ホームページへリンク)
※つかまえた生き物が分からない場合は、 豊橋市自然史博物館などに行き、調べてみよう
※大人の方へ
外来生物を発見した場合は、 こちらをご参照ください。(外来生物についてへリンク)
■川や海の周りを観察する調査
・川や海の周りを観察して、感じたことを書いてみよう
ごみがあるか
調べた川や海で遊びたいか
調べた川や海の周りに自然があるか
調査結果の報告
・調べたことを調査票に書き込み、下記お問い合わせ先まで、FAX、郵送、電子メールなどで、ご報告ください。
報告された方には、水環境保全啓発品をお渡しいたします。
※数に限りがございますので、なくなり次第終了いたします。