特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律（ＰＲＴＲ法）は、平成１１年度に公布され、業種・従業員数等一定の条件を満たす事業者が、定められた化学物質（第一種指定化学物質：３５４物質）を一定量以上取扱った場合、翌年度にその排出量及び移動量を届出する制度です。平成２０年度に、対象となる第一種指定化学物質が３５４物質から４６２物質に見直され、平成２２年４月から新規指定化学物質の排出量・移動量の把握が実施されました。
　平成２３年度は、平成２２年４月～平成２３年３月までの排出量及び移動量について２１業種１２６事業所から届出がありました。
　届出排出量は、約１，８７７ｔで、大気への排出が約１，８６７ｔ、公共用水域への排出が約１０ｔ、土壌への排出や埋め立て処分の届出はありませんでした。
　届出移動量は、約１，６１７ｔで、大部分が事業所外への移動でした。

　排出・移動量の合計は、約３，４９４tで、上位５物質は、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、マンガン及びその化合物、鉛及びその化合物の順で全体のおよそ８割を占めています。

〇関連リンク：化学物質の適正管理とＰＲＴＲ（愛知県）

〇問合先
　豊橋市環境部環境保全課　０５３２－５１－２３９５