ともに変わろう
地球と私たちの未来のために
本市は「自分のゴミは自分で持ちかえりましょう」を合言葉に、530(ゴミゼロ)運動発祥の地として環境に配慮したまちづくりを推進してきました。
一般廃棄物については、ごみの適正処理の推進を目的とした指定ごみ袋制度の導入や資源の有効利用の推進を目的とした生ごみの分別収集とリサイクルの開始、地域資源回収の活性化、出前講座や説明会を通じた環境教育、焼却施設から発生するスラグの有効利用など、ごみの減量とリサイクルに努め最終処分場の負荷軽減を図ってきました。
産業廃棄物については、豊かで安心して暮らせる社会の構築に向け市民・事業者と連携して、産業廃棄物の発生抑制やリサイクルの推進、適正処理の推進に取り組んできました。
その結果、廃棄物の排出量は大きく減少し、リサイクル率も上昇するなど、良い傾向を示しています。
その一方で、国が推進する「持続可能な開発目標(SDGs)」において「廃棄物の発生を減らす」や「食品ロスを減らす」が目標達成のためのターゲットに位置付けられるなど、地方自治体においても、廃棄物に関する様々な課題へのさらなる積極的な取組が強く求められています。
また、SDGsを背景に世界的な潮流となっている使い捨てプラスチックの削減や、わが国において大きな課題となっている少子高齢社会の深刻化に対する取組も同様に求められています。
このような状況を踏まえ、本市における廃棄物の課題について総合的かつ効果的に取り組むために、本市の廃棄物行政の方向性を示す「第2次豊橋市廃棄物総合計画」を策定します。