農作業中の熱中症について
農作業中の熱中症による死亡者は、最高気温30℃を超える日が多い7~8月だけでなく、比較的農作業がしやすい4~5月においてもビニールハウス内等で熱中症による死亡事故が発生しております。
直近である令和2年のデータでは全国で32名の尊い命が農作業中の熱中症により失われました。これは国の調査開始以降2番目に多い死亡者数であり、近年、増加傾向にあることが確認されているとのことです。
農作業中の熱中症対策チェック
☑高温時の作業は、避けましょう
特に70歳以上の方は、のどのかわきや気温の上昇を感じづらくなります。
日中の気温の高い時間帯は外して作業しましょう。
☑単独作業は、避けましょう
なるべく2人以上で作業し、時間を決めて声をかけあったり、異常がないか確認しあうようにしましょう。
☑20分おきに休憩&水分補給しましょう
涼しい日陰などで作業着を脱ぎ、体温を下げましょう。
のどがかわいていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
☑適宜マスクをはずしましょう
屋外やハウスで人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合にはマスクをはずすようにしましょう。
熱中症対策に関する通知・資料について
農林水産省ホームページに、農作業中の熱中症対策に関する通知や熱中症予防対策チェックシート、啓発資料が掲載されておりますので、ご確認ください。
→農林水産省ホームページ(熱中症対策)