質問:
日本はたくさん雨が降るのに、なぜ節水しなければいけないのですか?
回答:
日本は、世界でも有数の雨が多い国で、年間平均降水量は約1,700mmと世界平均の約1.5倍です。
しかし 1人あたりの降水量は世界平均の4分の1程度と少なく、しかも梅雨、台風など限られた時期に集中し、その大半が海に流れてしまいます。
そこで貯水池などを作って、水を有効に利用する必要があります。しかし人口の増加、生活様式の変化のため、年々水を使う量 が増えてきました。家庭でのちょっとした工夫が、節水と家計費の節約にも役立ちます。
歯みがきはコップで
コップ3杯ほどで済む歯みがきも、流しっ放しではおよそコップ30杯分の水が流れます。
お風呂の水は、再利用を
お風呂には、約300リットルの水が入りますが、これは1人が1日に使う水の量と同じくらいです。
残り湯は、洗濯・打ち水に再利用しましょう。
蛇口の開閉はこまめに
蛇口はちょっとひねっただけでも、1分間にバケツ1杯ほどの水が出ます。
蛇口はこまめに開けたり、閉めたり調節しましょう。
洗濯はまとめて
できる限りまとめて洗濯をしましょう。適正な水位と適量の洗剤を心がけましょう。
洗車はバケツで
洗車もバケツですれば5杯ほどですみます。流しっ放しですると、バケツで30杯以上も必要になります。
このページに関するお問い合わせ先
上下水道局営業課 普及業務グループ
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