宇宙から望む三河湾
豊橋市は、三河湾に面し、川は三河湾に注いでいます。
ここでは、世界一小さなイルカ「スナメリ」をはじめ多くの生物が住んでいます。
豊川と三河湾
三河湾は、海水が入れ換わりにくい海域(閉鎖性海域)です。汚濁物質が蓄積しやすく、海水の富栄養化が進んでいます。私たちの使い汚した水が、かつて美しく恵み多き海を、赤潮の多発しやすい海域にしています。
私たち一人ひとりが、海や川を汚さないように日頃の生活の中で心がけ、子供たちの世代にも生物と仲良くできる三河湾にしていきましょう。
汐川干潟と蔵王山
干潟は河口ちかくにできる浅い海で、潮が干くと砂地が見えるようになります。ここは、海と川が出会い土壌と空気が触れ合う処、微生物や貝などの小さな生き物がいっぱい住んでいます。かれらは、潮の満ち引きや川の流れにより、干潟に運ばれて来た栄養分(汚れ)を、分解したり食べたりすることで、汚れを取り除いています。
さらに、干潟を訪ずれる魚や鳥たちがこれらの生き物を食べることで、栄養分(汚れ)が干潟の外へ運び出され、美しい干潟を保っています。
干潟は、多くの生き物によって下水処理場(浄化センター)と同じように、水をきれいにする働きをしています。三河湾の奥に位置する汐川干潟は渡り鳥で有名ですが、水をきれいにする役割を担う、私たちの大切な環境になっています。
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