豊橋「西駅」が明るい(高橋 映美子)
豊橋駅西口を中心としたエリア、「西駅」。いま、ここに勢いがある。筆頭は、「タコス酒場 メキシポン」。線路沿いにきらめく、ピンクの建物が目印だ。
本場仕込みのタコスはもちろん、地元が誇る「うずら」や地元の食材を使ったメニューが人気。カウンターには、絶品メキシカンとコロナビールを求め、老若男女が毎晩集まる。
もうひとつ、魅力的なのは、店長と愉快なスタッフたち。彼らは心を満たすプロでもある。めちゃぶりなリクエストへの対応、季節のイベント……。人、そして自分が楽しむために、がんばっている人は明るい。店長は、新事業に挑戦のためしばらくメキシコに行くそうだが、お店は「若手がしっかり守る!」のでご安心を。
ほかにも、脱サラ蕎麦屋や夫婦ピザ屋など、胃も心が掴まれる店が、通りには連なっている。豊橋「西駅」。昔、小料理屋が並んでいたあの通りは、今、オーナーたちの活気で、すごく明るい。
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