2018年、首都圏を中心に大人の風しんが流行しました。風しんは、抗体を持たない妊婦が感染すると、心臓病、白内障、聴力障がいを持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。(先天性風しん症候群)
豊橋市では、安心して妊娠、出産できるよう風しんの抗体検査・予防接種費用の助成をしています。なお、予防接種費用の助成については、抗体検査の結果、抗体価が不十分な方が対象となりますので、ご理解をお願いいたします。
抗体検査の費用助成
対象者
抗体検査日において豊橋市に住民登録があり、次のいずれかに該当する方
➀ 妊娠を予定または希望する女性と配偶者(事実婚を含む)及び同居者
➁ 風しん抗体価が低い*妊婦の配偶者と同居者
*「抗体価が低い」とは、HI価16倍以下、EIA価8.0未満
※昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、本事業とは別に無料の抗体検査・予防接種の対象となります。
ただし、次の方は助成の対象になりません
- 過去に風しん抗体検査を受けたことがある方 (妊婦健診時の風しん抗体検査を含む)
- 風しんの予防接種歴がある方
- 風しんの確定診断を受けたことがある方
- 実習・研修目的で風しんの抗体検査・予防接種を受ける方
助成額
全額(受検者の費用負担はなし)
予防接種の費用助成
対象者
次のいずれかに該当する方
➀ 上記の風しん抗体検査で抗体価が低かった方
➁ 過去に妊婦健診や自費で受けた風しん抗体検査で抗体価が低く、上記の風しん抗体検査の対象者➀または➁に該当する方
※昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性は、本事業とは別に無料の抗体検査・予防接種の対象となります。
助成額
- MR(麻しん・風しん混合)ワクチン 5,500円
- 風しんワクチン 3,500円
抗体検査と予防接種の流れ
1.実施医療機関に確認・予約をします。 (予防接種のみの方は3.へ)
2.医療機関に置いてある「豊橋市風しん抗体検査申込書兼結果報告書」に必要事項を記入し、検査を受けてください。
3.予防接種を受ける方は、医療機関に置いてある予診票に必要事項を記入し、接種を受けてください。
4.予防接種にかかる費用は医療機関によって異なります。接種費用から助成額を引いた額を、医療機関窓口にてお支払いください。
持ち物
・対象者全員:豊橋市に住民登録をしていることを証明できる書類(健康保険証や運転免許証など)
・抗体検査費用助成の対象者➁の方:妊婦の風しん抗体価が低いことを証明できる書類(母子健康手帳など)
・予防接種費用助成の対象者②の方:抗体価が低いことを証明できる書類
実施医療機関
風しん抗体検査・予防接種の費用助成を受けられる医療機関は、下記の実施医療機関一覧に記載された医療機関に限られます。実施医療機関以外で検査・接種した場合は助成の対象となりませんのでご注意ください。
令和6年度実施医療機関一覧
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お問合わせ先
〒441-8539 豊橋市中野町字中原100番地
豊橋市保健所 保健医療企画課
電話番号 0532-39-9109/FAX番号 0532-38-0780
受付時間:9時00分~17時00分