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第2回:家族―こどもの自己肯定感
第2回:家族―こどもの自己肯定感

 こどもたちが自信を持って成長していくために、大切なことのひとつに「自己肯定感」を育むことがあります。特にひとり親家庭では、こどもが接する家族が少ないことも多いので、「自分は愛されている」「必要とされている」と感じられる環境づくりが、未来への原動力の強化になります。次の三つの工夫を、日常の中で少しずつ取り入れてみましょう。

 

1)「できた!」を一緒に喜ぶ
 どんな小さなことでも、「すごいね」「頑張ったね」と共に喜ぶことで、こどもは自分の成長を実感し、自信に繋げます。結果だけでなく、その過程にも目を向けることが大切です。

 

2)感情を受け止める
 悲しい、悔しい、寂しい――この感情を経験することも重要。そんなこどもの気持ちに「うん、そう感じたんだね」と寄り添ってあげましょう。正解を与えるよりも、「わかってもらえた」という経験が、心の安定につながります。

 

3)失敗しても大丈夫な安心感を伝える
 うまくいかなかった時にこそ、「挑戦したことがすごいよ」と声をかけてあげましょう。失敗も含めて、自分を肯定できるようになることで、将来の挑戦を恐れない心が育ちます。

 

 自己肯定感は、一朝一夕に育つものではありません。でも、日々の関わりの中で、何度も「あなたは大切な存在だよ」と伝えていくことで、こどもは未来に向かって、しなやかに成長していきます。

 

<次回予告:働き方ー「私にできる仕事」はここにある>

 

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こどもの自己肯定感をあげるコミュニケーション
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