『教育費』とは、学校でかかるお金(給食費・教材費)だけでなく、学校以外でかかるお金もすべて含めた教育にかかる費用のことをいいます。

文部科学省による「平成３０年度子供の学習費調査の結果」では、公立小学校に通っている子ども1人あたりにかかる１年間の教育費は３２万１，２８１円です。

月にすると約２７，０００円もの費用がかかっていることになります。

家計の負担に大きく影響しているのは『学外費』といわれる学校外活動費（習い事費）です。

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そして、塾代などが増えてくるケースも想定されます。

公立中学校に進学すると１年間の教育費は４８万８，３９７円。

公立高等学校に進学すると１年間の教育費は４５万７，３８０円で、私立高等学校に進学した場合は約２倍の９６万９，９１１円となります。

さらに大学生にかかる教育費となると、国公立大学と私立大学でも費用が異なります。

また私立大学の場合は、文系か理系どちらを選ぶのかによっても大幅に費用が異なります。受験するだけでも費用が発生しますし、入学金も必要です。そして自宅から通うことができず、一人暮らしをする場合には大きくまとまった費用に加え仕送りが必要になることも想定されます。

文部科学省の調査によれば、大学１年目（入学）にかかる教育費の平均額は２３４万円という結果がでています。初年度には大きく費用がかかるのが分かります。

単純に大学４年間に必要な学費だけでも５００万円から８００万円にもなります。

奨学金や貸付の情報収集も含め、教育費の準備は早めにされるといいですね。

次回９月号では、教育資金の準備の仕方や、足りないときは？についてお伝えします。