感染症発生動向調査は感染症法に基づき全国で行われている感染症の調査事業です。対象となる感染症は感染症法で定められた、1類~5類感染症、指定感染症、新型インフルエンザ等感染症及び新感染症で、全数把握対象疾患と定点把握対象疾患に分類されています。
豊橋市保健所では市内の医療機関の協力を得て、これらの感染症に関する患者情報及び病原体情報の収集及び分析を行い、感染症の発生状況(流行状況)を公表しています。
全数把握対象疾患
全数把握の対象は1類~4類感染症、5類感染症の一部及び新型インフルエンザ等感染症です。(現在、指定感染症と新感染症に該当する疾患はありません。)
全数把握対象疾患が発生した場合は、必要に応じて保健所が感染症まん延防止のための調査や措置を行います。
感染症法に基づく医師の届出のお願い
全数把握対象疾患は全ての医師に保健所への届出義務があります。これらの感染症を診断した医師は直ちに最寄りの保健所へ届け出て下さい。届出基準及び届出様式については厚生労働省ホームページを参照してください。
定点把握対象疾患
定点把握の対象は5類感染症の一部で、毎週集計の小児科定点、インフルエンザ定点、眼科定点、基幹定点(週報)の疾患と毎月集計の性感染症定点、基幹定点(月報)の疾患に分類されています。
定点把握対象疾患は分類ごとに指定された医療機関(定点)から報告されます。豊橋市内の定点把握対象疾患の「定点当たりの報告数」は各定点のページを参照してください。