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結核
結核

 結核はまだまだ身近な病気です

 結核は、日本では1日に28人の方が新規に診断され、5人の方が命を落としている重大な感染症です。豊橋では、令和5年には28人の方が結核と診断されています。高齢者の方と外国生まれの20~30代の方に多くみられます。

結核はどうやってうつるの?

 結核が進行すると、咳やくしゃみなどによって、空気中に結核菌を含んだ飛沫が飛び散るようになります。その結核菌を吸い込むことにより周りの人に感染が拡がります(空気感染)。
 結核の症状(咳、たん、微熱、体のだるさなど)には特徴的なものがなく、初期には目立たないことが多いため、特に高齢者では気づかないうちに進行してしまうことがあります。咳やたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさが続いたりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

普段から気を付けることは?

 年1回胸部エックス線検査を受けましょう。結核を発症しても、早期に発見できれば重症化を防げるだけではなく、家族や友人等への感染拡大を防ぐことができます。また、乳幼児は、早めにBCG接種を受け、結核の発病を防ぎましょう。

  • 健康診断を受ける機会のない方はこちらをご覧ください。

  がん検診・各種検診

  • BCG(こどもの予防接種)についてはこちらをご覧ください。

  こどもの予防接種

令和6年TBポスター

 

豊橋市の状況

  • 新登録患者数(令和元年から令和5年) 
令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年

新登録患者数

34

53

40

31

28

 ※新登録患者数とは毎年1月~12月の間に新たに結核を発病した者の数

 ※罹患率とは人口10万人あたりの患者数(10以下で低まん延)

・日本は令和3年に初めて罹患率9.2の低まん延国となり、豊橋市の罹患率も令和4年に8.4となりました。

・令和5年は、日本生まれの方の85.7%は70歳以上、外国生まれの方の64.3%は20~30歳代でした。

 

 

【リンク集】

結核医療費公費負担制度

結核と診断された患者が安心して適切な医療を受けることができるように、感染症法に基づき医療費の一部を公費で負担する制度です。

対象者等については「ダウンロード/結核医療費公費負担制度」をご覧ください。

結核指定医療機関

結核指定医療機関とは、感染症法による公費負担医療を担当する機関です。結核指定医療機関には、病院、診療所、薬局があり、開設者の申請に基づき保健所長が指定します。

指定に関する手続きについては「 ダウンロード/結核指定医療機関」をご覧ください。

結核健康診断月報

学校の教職員、医師、保健関係者、接客業者などは「結核発病の危険は特に高くないが、もし発病した場合には周囲の多くの人々に感染させる恐れが高いデインジャー・グループ(=danger group)」に属し、感染症法によって健康診断が義務付けられています。同時に、管轄の保健所へ実施状況を報告することになっています。

結核健康診断月報の対象者等については「ダウンロード/結核健康診断月報」をご覧ください。

結核患者に係る届出

医師は、結核患者と診断した時には、直ちに最寄りの保健所長へ届け出ることになっています。

病院管理者は、結核患者が入退院した時には、7日以内に最寄りの保健所長へ届け出ることになっています。

お問合わせ先

豊橋市保健所 保健医療企画課 〒441-8539 愛知県豊橋市中野町字中原100番地
電話番号/0532-39-9104  E-mail/kansen@city.toyohashi.lg.jp

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